こんにちは、島田です。
あなたは、毎日どれくらい愛犬と遊ぶ時間を取っていますか？
お散歩やごはんの準備はしていても、「遊びの時間」は後回しになりがちかもしれません。
でも実は、犬にとって遊びは健康と心のバランスを保つために欠かせない時間なんです。
運動不足の解消、ストレスの発散、そして老化予防や認知症対策としても注目されている犬の遊び。
たった15分でも、毎日続けることで大きな変化が期待できます。
今回は、犬の遊びがもたらすメリットや、年齢に合わせた遊び時間の目安をご紹介します。
今日から少しだけ、遊びの時間を意識してみませんか？
犬の遊びがもたらすメリット
犬にとって飼い主さんと遊ぶことには、たくさんのメリットがあります。
代表的なものとしては、以下の3つがあげられます。
- 運動不足解消
- ストレス発散
- 飼い主さんとの絆を深める
犬は遊びを通して体を動かし、余ったエネルギーを発散します。
また、狩猟本能を刺激することでストレスの発散にもなります。
適度な運動は、肥満防止や老化防止にも効果的です。
さらに、五感への良い刺激になり、認知症の予防にもつながると言われています。
そして何よりも、遊びを通じて飼い主さんとの絆が深まり、信頼関係が育まれます。
犬と遊ぶ時間の目安
遊び時間の目安は、犬の年齢・体調・性格によって異なりますが、
1回あたり15〜30分程度が基本の目安です。
■ 子犬の場合
子犬はエネルギッシュですが、体力がまだ発達していないため、長時間の遊びは負担になります。
生後4ヶ月以下なら、10〜15分の遊びを数回に分けて行いましょう。
しっかりと遊んだあとは、十分な休息を与えることも忘れずに。
成長と体力に応じて、少しずつ遊びの時間を延ばしていくのが理想的です。
■ 成犬の場合
成犬は遊び方が少し落ち着いてきますが、それでも毎日の遊びは欠かせません。
1回15〜30分を目安に、複数回に分けて遊びましょう。
ただし、犬種や年齢によって運動量に差があるため、
無理をせず体調に合わせた遊びを心がけてください。
激しい運動ができない場合は、知育玩具を使った室内遊びがおすすめです。
愛犬の「遊ぼうサイン」を見逃さないで
「犬と遊ぶタイミングが分からない」と感じる方も多いかもしれません。
おすすめのタイミングは、犬が「遊ぼう！」というサインを送ってきたときです。
犬は遊びに誘うとき、「パピーリフト」や「プレイバウ」という行動をします。
パピーリフトは、前足でトントンとタッチしてくる仕草。
プレイバウは、伏せの姿勢でお尻を高く上げるポーズです。
そのほかにも、おもちゃを持ってくる仕草も「遊ぼう」の合図。
そのサインに気づいたら、ぜひいっしょに遊んであげてくださいね。
また、散歩中に立ち寄った公園などで遊ぶのも効果的です。
【まとめ】
犬の遊びは、コミュニケーションの時間だけでなく、
運動不足解消・ストレス発散・老化予防・健康維持など、さまざまなメリットがあります。
また、子犬の社会性を育てるという意味でも非常に重要です。
毎日少しの時間でも、愛犬と遊ぶ習慣をつけてあげましょう。
その積み重ねが、愛犬の健やかな成長と幸せな毎日につながります。