犬の多頭飼いのメリット・デメリットとは?成功のポイントも解説

犬を飼っていると、「もう1頭迎え入れてもいいかな」と思うことはありませんか?
しかし、「多頭飼いをしたいけれど不安」と感じる方も少なくありません。
そこで今回は、多頭飼いのメリット・デメリットに加え、向いている犬種や成功しやすい組み合わせについてもご紹介します。

 

多頭飼いのメリット

 

多頭飼いは、飼い主さんの生活を豊かにするだけでなく、犬にとっても良い影響があります。

 

■ 社会性が身につく

犬同士の生活を通して、社会性が自然と育まれます。
たとえば、他の犬と出会った際にも落ち着いて挨拶ができるようになったり、ドッグランでの遊びにも積極的になれるでしょう。

 

■ 遊び相手ができる・運動不足の解消

仲の良い犬同士なら、室内でも追いかけっこや引っ張りっこなどで遊べます。
散歩に行けない日でも、適度な運動ができるため、ストレス解消にもつながります。

 

多頭飼いのデメリット

 

一方で、多頭飼いには以下のようなデメリットも存在します。
新たに犬を迎える前に、これらのリスクを理解しておきましょう。

 

■ 犬同士の相性が悪い

性格が合わない犬同士を無理に一緒にすると、ストレスやケンカの原因になります。
落ち着きたい犬が、やんちゃな子犬に囲まれると体調を崩すことも。
事前の顔合わせをして、相性を確認することが大切です。

 

■ 飼育コストの増加

犬が増えれば当然、フード代、トイレ用品、医療費などの出費が増加します。
特に高齢になると病気が増え、医療費が高額になる可能性もあるため、経済的な余裕が必要です。

 

■ 問題行動が連鎖する

しつけが不十分な犬の行動(吠える、噛むなど)は、新入り犬に悪影響を与えます。
多頭飼いは先住犬のしつけが完了してから検討するのがおすすめです。

 

多頭飼いに向いている犬・向いていない犬

 

すべての犬が多頭飼いに適しているとは限りません。犬種や性格も大きく関わります。

 

■ 多頭飼いに向かない犬種

以下のような闘犬のルーツを持つ犬種は、攻撃性が高くなる傾向があるため、注意が必要です。

  • ピットブル
  • ボクサー
  • 土佐犬
  • ブルテリア

もちろん個体差もありますが、慎重な対応が求められます。

 

■ 多頭飼いがうまくいきやすい組み合わせ

異性同士のほうが相性が良いと言われています。
オスは甘えん坊、メスは自立した性格が多く、対立が少ない傾向にあります。
また、年齢差は2〜3歳程度が望ましく、体力や性格においてもバランスがとれやすいでしょう。

 

【まとめ】

 

犬の多頭飼いには、メリットとデメリットの両面があります。
また、すべての犬が多頭飼いに適しているわけではありません
多頭飼いを検討する際は、愛犬の性格・年齢・相性などをしっかり見極めて、準備を整えてから迎え入れるようにしましょう。
家族全員が楽しく過ごせる、幸せな多頭飼いライフを目指しましょう!

 

 

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