こんにちは島田です。
犬も私たちと同じように、ストレスを感じる動物です。
環境の変化や飼い主さんの感情、過剰な刺激などが原因でストレスを抱えることがあります。
この記事では、犬にストレスを与えないための接し方について解説します。
愛犬の心のケアのために、ぜひ参考にしてください。
犬のストレスがもたらす影響とは?
犬が強いストレスを感じると、身体や行動、感情にさまざまな変化が現れます。
▼健康面での影響
・食欲不振
・下痢や嘔吐
・免疫力の低下により感染症のリスク上昇
▼行動面のサイン
・過剰な吠え
・攻撃的な行動
・過剰な毛づくろい
・隠れる、逃げる
▼情緒面の変化
・不安定になりやすい
・怖がりになったり、ウロウロと落ち着きがなくなる
これらのサインに気づいたら、ストレスの原因を探り、やさしく寄り添う対応が必要です。
犬にストレスを与えない安心できる接し方
愛犬のストレスを軽減し、心を安定させるには日頃の接し方が非常に大切です。
以下に、犬に安心感を与えるための基本的なポイントをご紹介します。
■ ジーッと見つめない
犬と目が合ったとき、ジーッと凝視するのはNGです。
犬にとって目をじっと見られることは、威圧感や緊張感を感じる原因になります。
やさしく視線を外し、相手に安心感を与えてあげましょう。
ただし、不安そうな様子のときは目を合わせて優しく声をかけることで落ち着くこともあります。
■ 優しく話しかける
犬に話しかけるときは、高めで落ち着いた声を意識しましょう。
怒鳴ったり低い声で威圧するような話し方は、犬にとって大きなストレスになります。
「いい子だね」「かわいいね」などの肯定的な言葉で、安心感を与えてあげましょう。
■ 適度な距離感を保つ
犬との関係では、距離のとり方も重要なポイントです。
常にベッタリしすぎると依存心が強くなり、留守番の際に不安を感じやすくなります。
同じ空間にいても、それぞれが心地よく過ごせる距離感を保つことが大切です。
また、ひとり遊びの時間を作ることで留守番への不安も軽減できます。
■ 優しく、そっと撫でる
撫でるときは急に頭の上から手を出さず、顎の下や胸元など犬が好む場所をゆっくり撫でましょう。
突然の動きや予期しない接触は、犬に不安や驚きを与える原因になります。
ベストなタイミングは、犬のほうから近づいてきたときです。
【まとめ】愛犬のストレスを軽減し、健やかな毎日を
ストレスは犬の身体だけでなく、心にも大きな影響を与えるものです。
健康的に、そして安心して暮らしてもらうためにも、日々の接し方が非常に重要です。
今回ご紹介したストレスを与えない接し方をぜひ実践して、愛犬との穏やかな関係を築いていきましょう。