愛犬が健康で長生きしてくれるためには、安全で栄養バランスの良い食事を選ぶことが非常に重要です。
しかし、いくら良質なドッグフードを与えていても、愛犬の体質に合わないということもありますよね。
そこで本記事では、
- ドッグフードの選び方の基本的な基準
- 愛犬に合ったフードの選び方
この2つの視点から、わかりやすくご紹介していきます。
ドッグフードの選び方の基準
ドッグフードを選ぶときは、以下のようなポイントを意識するだけでも、質の高い、安全なフードに出会いやすくなります。
■ 総合栄養食を選ぶ
ドッグフードは目的別に4種類ありますが、毎日の主食として与えられるのは「総合栄養食」だけです。
ドライフードは総合栄養食が多いですが、ウェットフードは一般食が多いため要注意です。必ずパッケージを確認しましょう。
■ 不要な添加物が入っていないものを選ぶ
ドッグフードには様々な添加物が使用されています。中には酸化防止など必要なものもありますが、
着色料・香料など不要な添加物は、涙やけやアレルギー・内臓への負担の原因になる可能性があります。
できるだけ添加物の少ないフードを選ぶようにしましょう。
■ 原材料が明確なものを選ぶ
原材料欄をチェックすると、「チキン」「ビーフ」と具体的に書かれているものと、「肉類」「副産物」など曖昧な表記のものがあります。
明確に記載されているものは、信頼性が高く、安全性も安心です。原材料の透明性を意識して選びましょう。
■ 1ヶ月以内に食べきれるサイズを選ぶ
開封後のドッグフードは、1ヶ月以内で食べきることが推奨されています。
保存状態によっては、時間が経つと酸化・カビ・食いつきの悪化のリスクがあります。
愛犬が常に美味しく安全に食べられるよう、ちょうどよいサイズを選びましょう。
愛犬に合ったドッグフードの選び方
次に、愛犬の体質やライフステージに合ったドッグフードの選び方をご紹介します。
■ ライフステージにあったものを選ぶ
ドッグフードには年齢ごとの栄養バランスが考慮された種類があります。
以下のように、愛犬の年齢に応じて選びましょう。
- 12ヶ月未満:成長期に必要なたんぱく質・カルシウムを多く含む子犬用
- 12ヶ月以上:健康維持・体重管理に配慮された成犬用
- 7歳以上:消化に優しく、老化対策が考慮されたシニア犬用
※12ヶ月未満でも避妊・去勢をした場合は、避妊・去勢後用または成犬用へ徐々に切り替えてください。
■ 体質や健康状態にあったものを選ぶ
犬にも個体差があります。胃腸が弱い・アレルギーがある・涙やけが気になるなどのお悩みには、
「○○ケア」など機能性フードの利用もおすすめです。
症状に合わせたフードを選ぶことで、愛犬のQOL(生活の質)向上につながります。
【まとめ】ドッグフード選びは愛犬への愛情
ドッグフード選びに絶対的な正解はありません。だからこそ、悩む飼い主さんも多いと思います。
どうしても迷った場合は、獣医師に相談するのも良い方法です。
専門家のアドバイスを取り入れながら、愛犬にとってベストなフードを見つけてあげてください。