【獣医師監修】失敗しないドッグフードの切り替え方|安全な方法と注意点

こんにちは、島田です。

ドッグフードを変えたら、まさかの下痢!?

愛犬の健康を考えて、あるいは年齢やライフステージの変化に合わせて新しいドッグフードに切り替えたのに、

・お腹を壊した
・フードを食べなくなった
・なんだか元気がない

…そんな経験、ありませんか?

実は、ドッグフードの切り替えには「正しいステップ」があるんです。

これを誤ってしまうと、愛犬の消化器官に大きな負担をかけたり、新しいフードへの不信感を持たせてしまう原因になります。

今回は、ドッグフードをスムーズかつ安全に切り替える方法と、切り替え後に注意すべきポイントについて詳しく解説します。

ぜひ最後まで読んで、愛犬の健康管理に役立ててください!

 

ドッグフードを一気に変えるのはNG

 

いきなりフードを丸ごと変えると、愛犬の体は驚きます。

急な切り替えは下痢や嘔吐の原因になりやすく、体調を大きく崩すリスクがあります。

また、新しいフードに含まれる成分が体に合わないと、

・皮膚のかゆみ
・消化不良
・食欲不振

といったアレルギー症状が出ることもあります。

さらに、突然のフード変更に戸惑って食べなくなる犬も少なくありません。

 

ドッグフードの正しい切り替え方

 

以下の手順を守れば、愛犬の身体に負担をかけずにドッグフードを切り替えることができます。

  1. 初日は、現在のフードに新しいフードを10〜20%混ぜる
  2. 2〜3日おきに新しいフードの割合を徐々に増やす
  3. 体調や便の状態をこまめに観察する
  4. 異変があればすぐに元のフードに戻す

1週間〜10日程度での完全な切り替えが理想です。

また、毎日10%ずつ新しいフードの割合を増やす方法もあります。

便が緩くなったり吐いたりした場合は、新しいフードの量を一時的に減らして様子を見てください。

それでも改善が見られない場合は、一度元のフードに戻して原因を探る必要があります。

 

ドッグフードを切り替えたあとの注意点

 

無事に切り替えが完了したあとも、しばらくは愛犬の体調を観察しましょう。

とくに、原材料や栄養バランスが大きく異なるフードに変えた場合、

・便の状態
・皮膚の変化
・体重の増減

といった点に注意が必要です。

軟便や下痢が出ても、最初の3日間は様子を見るようにしましょう。

改善が見られず悪化していく場合は、アレルギーや体質的な不適合が疑われます。獣医師に相談することをおすすめします。

また、フードのパッケージ記載の給餌量を与えていても、

・体重が増える
・痩せてくる

というような場合は、量の調整が必要です。

 

【まとめ】ドッグフード切り替えのポイント

 

ドッグフードの切り替えは、愛犬の健康管理のうえで非常に大切なステップです。

急な切り替えは避け、少しずつ慣らすことがポイントです。

切り替え後も、うんちの状態・食欲・皮膚の調子などをしっかり観察し、

異常があればすぐに対処できるようにしておきましょう。

正しい方法で進めれば、愛犬も飼い主さんも安心して新しいフードに移行することができますよ!

 

 

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