こんにちは島田です。
犬と暮らしていると避けて通れないのが「抜け毛」です。とくに換毛期には大量に毛が抜けて、服に毛がついたり掃除が大変だったりと頭を抱えることも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、抜け毛を軽減するお手入れ方法と、換毛期のお掃除のコツをご紹介します。
換毛期のお手入れ
■ 毎日のブラッシングと被毛のお手入れ
犬の抜け毛対策では毎日のブラッシングが欠かせません。抜け毛が残ったままだと通気性が悪くなり、皮膚トラブルの原因になることもあります。換毛期には、いつもより丁寧にブラッシングを行いましょう。
ただし、ブラッシングに慣れていない犬は嫌がる場合も。無理に行わず、愛犬の様子を見ながら少しずつ慣らしてください。
■ 定期的にシャンプーをする
換毛期には体に残った抜け毛を取り除くため、シャンプーの頻度を月1〜2回から増やしてみましょう。
ただし、シャンプーのしすぎは皮膚のバリア機能を低下させる恐れがあります。増回する場合は低刺激シャンプーを選び、皮膚への負担を軽減しましょう。
■ サマーカットで手間を軽減
春の換毛期には毛を短く刈りそろえるのもおすすめです。抜け毛の総量が減るわけではありませんが、ブラッシングやシャンプーが格段に楽になります。
ただし、地肌が見えるほど短くしすぎると日焼けや皮膚トラブルの原因に。心配な場合は事前に獣医師へ相談しましょう。
■ 服を着せて飛び散り防止
抜け毛をゼロにすることはできませんが、服を着せることで飛び散りを抑えられます。春の換毛期は通気性の良い冷感素材、秋の換毛期は保温性のある素材を選ぶと快適です。
ただし、長時間の着用は蒸れによる皮膚トラブルを招くため、適度に脱がせる時間を設けましょう。
換毛期の掃除方法
抜け落ちた犬の毛はダニの温床にも。アレルギーや呼吸器疾患のある飼い主さんは、いつも以上に丁寧にお掃除してください。
■ 掃除は高い場所から低い場所へ
毛が舞い上がるのを防ぐため、まずは棚や家具の上を拭き掃除。
次にフローリングはペーパーモップを使い、ほうきは避けましょう。
■ 床は端から中央へ
毛が集まりやすい壁際から順に掃除機やモップをかけると効率的です。
■ 布製家具はゴム手袋やエチケットブラシで
ソファやクッションは、ゴム手袋を軽くはたくようになでると毛がまとまって簡単に取れます。
まとめ
愛犬の換毛期はお手入れも掃除も大変ですが、放置すると皮膚トラブルやアレルギーの原因にもなります。
下記のポイントをおさえて、換毛期と上手に付き合いましょう。
・毎日のブラッシング
・月1〜2回のシャンプー(必要に応じて回数アップ)
・部屋の掃除をいつもより丁寧に