犬のこんな嘔吐・下痢は危険!

こんにちは島田です。

愛犬が嘔吐や下痢をしたとき、このまま様子を見た方がいいのか、それともすぐに病院へ行った方がいいのか迷うことはありませんか?
犬の嘔吐・下痢は比較的よく見られる症状なため、元気があれば基本的に様子を見ても大丈夫と言われていますが、命に関わる病気が隠れていることもあるので注意が必要です。

そこで今回は「犬 嘔吐 下痢」というキーワードで上位表示を狙いながら、原因と危険かどうかの見極め方をご紹介します。

犬の嘔吐の原因

猫ほどではありませんが、犬も嘔吐をすることがあります。主な原因は大きく2つに分かれます。

ひとつは食べ過ぎや空腹、一時的な胃腸の不調などの一過性の要因。もうひとつは細菌・ウイルス感染や消化器疾患など病気が原因の場合です。以下がおもな原因です。

  • 細菌やウイルスなどの感染症
  • 胃腸の調子不良
  • 食中毒
  • 寄生虫
  • 消化管の腫瘍
  • 腸閉塞や通過障害
  • 内臓疾患
  • 食べ過ぎ
  • 誤飲・誤食
  • 空腹

また、早食いによって未消化のフードをすぐに吐き出すケースもあります。

犬の下痢の原因と種類

正常な犬の便はほど良い硬さで手で摘め、地面にほとんど汚れが付きません。

一方、軟便や下痢になると摘めなかったり、地面にべったりと汚れが付着したりします。原因と便の状態を見ていきましょう。

■ 犬が下痢をする主な原因

  • 食べすぎ
  • 食べ慣れないものの摂取
  • 胃腸の不調
  • お腹が冷えた
  • 食中毒
  • アレルギー
  • 感染症
  • 寄生虫
  • 消化管の腫瘍
  • 内臓疾患
  • ストレス

■ 下痢の種類

  • 軟便:軽度で柔らかく、手で摘める
  • 泥状便:形がなくドロッとし、摘めない
  • 水様便:液体状で未消化物の有無あり
  • 血便:鮮血が混じる場合は要注意
  • 黒色タール状便:消化管出血が疑われる
  • 粘膜便:ゼリー状の粘液が混じる

犬にとって危険な嘔吐・下痢とは?

嘔吐や下痢だけで元気がある場合は様子見でも構いませんが、以下の症状があるときは早急に動物病院を受診しましょう。

  • 元気や食欲がない
  • 嘔吐・下痢を何度も繰り返す
  • 嘔吐と下痢が同時に起きる
  • 吐物や便に血が混じる
  • 嘔吐・下痢が3日以上続く
  • 便の色が黒や白など異常

同時発生する場合は胃腸炎や膵炎、パルボウイルス腸炎など、命に関わる病気が隠れている可能性があります。自己判断せず、プロに相談しましょう。

まとめ

最も多い原因は「食べすぎ」ですが、感染症や消化器疾患が潜むケースもあります。嘔吐・下痢を繰り返す、元気や食欲がなくなるなどの気になる症状が現れたら、早めに動物病院で診察を受けてください。

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