こんにちは島田です。愛犬が嘔吐や下痢をしたとき、「少し様子を見ようかな…」と思うこともありますよね。しかし、何度も続くと心配です。ここでは動物病院を受診する目安と、家庭で様子を見る際の注意点をまとめました。
犬の嘔吐・下痢で受診する目安
以下の症状が見られたら、早めに受診を検討してください。
- 排便回数が増えている（脱水の危険）
- 水様性の下痢が続く（脱水の危険）
- 1日に3回以上の嘔吐・下痢
- 嘔吐・下痢が3日以上続く
- 赤い液体やジャム状の血便
- どす黒い血便
- 白っぽい脂肪便
- 嘔吐・下痢が同時に起こる
- 嘔吐物に血が混じる
- 嘔吐物から便の臭いがする
- 元気・食欲・呼吸・体温など、いつもと違う様子がある
特に子犬や高齢犬は一回の嘔吐・下痢でも危険ですので、すぐに受診してください。
こんなときは慌てずに様子を見る
以下の条件がそろう場合は、1〜2日程度の様子見が可能です。
- 元気や食欲がある
- 嘔吐・下痢が繰り返さない
- 他の症状がない
- 排便回数は変わらず、便が少しゆるいだけ
ストレスや季節の変わり目が原因の軽い体調不良かもしれません。
ただし判断に迷ったら、獣医師に相談を。
嘔吐・下痢で様子を見る際の注意点
受診の必要がない場合でも、以下のポイントを守ってケアしましょう。
- 急変に注意して頻繁にチェックする
- 半日ほど絶食して胃腸を休ませる
- 脱水を防ぐため、常温の水を少しずつ与える
- 嘔吐・下痢の回数や状況をメモする
一時的なら1〜2日で回復しますが、3日以上続く場合は受診を。
まとめ
愛犬の嘔吐・下痢で迷ったら、症状の重さと継続期間をチェックして判断しましょう。少しでも「おかしい」と感じたら、自己判断はせず獣医師に相談するのが安心です。