多頭飼いを成功させる3つのポイント|犬との暮らしをもっと楽しく

犬を多頭飼いすると、毎日の暮らしがより賑やかで楽しいものになります。
喜びも楽しさも倍増する一方で、 「新しく犬を迎えるのはいつがいいの?」「多頭飼いで注意すべきことは?」といった不安も出てくるかもしれません。

そこで今回は、多頭飼いを成功させるための準備やポイントを、わかりやすく解説します。

 

新しい犬を迎えるベストなタイミングは?

 

新たに犬を迎えるなら、先住犬が3〜5歳頃が理想です。
この年齢は、精神的にも肉体的にも安定している時期で、新入りの犬に対して余裕を持って接することができるためです。

また、新たに迎える犬は生後3〜4ヶ月までがおすすめ。
この時期は「社会化期」と呼ばれ、恐怖心が少なく学習能力が高い時期のため、 先住犬との関係も築きやすくなります。

 

多頭飼いを始める前に準備・確認しておくこと

 

新たに犬を迎える前には、以下の点を事前に確認しておく必要があります。

■ 集合住宅の場合は多頭飼いが可能か
ペット可でも頭数制限があることが多いため、事前確認が必須です。

■ 飼育スペース・環境が確保できるか
多頭飼いでは、以下のようなスペースが必要になります。
▶それぞれの専用スペース(くつろぎ場所)
▶トイレやケージなどの設置スペース
▶運動ができるスペースの確保

■ 先住犬のしつけはできているか
吠える・噛むなどの問題行動がある場合は、新しい犬を迎える前に改善を。
先住犬の悪い行動を新入りが真似してしまうこともあります。

 

多頭飼いで大切な3つのポイント

 

多頭飼いでは、1匹だけの飼育とは違う注意点があります。
愛犬たちがストレスなく健康的に暮らせるよう、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

 

1.愛情は平等に、でも先住犬ファースト

ついつい新入りの犬が気になるものですが、最初にいた先住犬を優先することが大切です。
自分が後回しにされたと感じると、先住犬がストレスを感じてしまい、関係悪化の原因になることも。

 

2.安心できる居場所をそれぞれに

犬同士のストレスを軽減するためにも、個別の休憩スペースが必要です。
できればそれぞれにケージとベッドを用意しましょう。
難しい場合も、最低限別々のベッドは用意してあげてください。

 

3.感染症対策を徹底する

1匹が病気になると他の犬にもうつる可能性があるのが、多頭飼いのリスクです。
ノミ・ダニなどの寄生虫は予防し、定期的なワクチン接種も忘れずに。
また、感染症が発覚した場合のために、隔離できるスペースがあると安心です。

 

【まとめ】

 

新たな犬を迎えるのは楽しく、わくわくする瞬間です。
しかし、準備や心構えが必要なことも多くあります。

多頭飼いを成功させるためには、適切なタイミングと環境が大切です。
愛犬たちがストレスなく仲良く暮らしていけるように、しっかりと準備して迎えてあげましょう。

 

 

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