こんにちは島田です。
あなたは愛犬の老いを感じたことがありますか？
愛犬と毎日一緒に過ごしていると、老いに気づきにくいものですが、
ある日ふと、「今までできていたことができなくなったな」と感じる瞬間があるのではないでしょうか。
では、「うちの子も年をとったなぁ」と感じたときに、どのようなことに気をつけて過ごせばいいのか。
今回は、老犬の健康管理と日常のケアについてお話ししたいと思います。
老犬の食事で注意したいこと
老犬の健康を守るためには、食事の内容を見直すことがとても大切です。
加齢に伴い代謝が低下するため、カロリー控えめで高品質な老犬用ドッグフードを選びましょう。
また、消化の良さもポイントです。
以下のような健康維持に役立つ機能性成分や抗酸化成分を含むフードもおすすめです。
- EPA、DHA
- β-カロテン
- コンドロイチン硫酸、グルコサミン
- コラーゲン
- ビタミンE、ビタミンC
また、食事の与え方や環境にも工夫が必要です。
加齢により一度に食べられる量が減るため、回数を分けたり、高さのある食器を使うとよいでしょう。
食欲が落ちている場合は、食事を温めて香りを立たせる、好物をトッピングする、ふやかしてみるなど、愛犬が食べやすくなる工夫をしてみてください。
歩けるうちは散歩を続ける
老犬にとっても、適度な運動はとても重要です。
特に散歩は筋力維持や関節の硬化防止に役立つため、歩けるうちはぜひ続けましょう。
ただし、無理は禁物です。
暑さ・寒さの厳しい時間帯は避け、休憩を挟みながらゆっくりと歩くことを意識しましょう。
疲れが見える場合は、早めに切り上げることも大切です。
スキンシップで健康管理
老犬とのスキンシップは、愛情を深めると同時に健康チェックの機会になります。
体をなでながら、
- しこりや腫れ
- 痛みの有無
- 皮膚のかゆみや赤み
などを確認しましょう。
小さな変化に気づくことが、病気の早期発見に繋がります。
健康診断で病気の早期発見を
老犬は病気にかかりやすくなるため、定期的な健康診断を受けることが重要です。
特に7歳を過ぎたら、年に2回の検査をおすすめします。
血液検査・尿検査・超音波検査などで内臓の状態を確認し、病気の早期発見と早期治療に繋げましょう。
老犬が安全に過ごすための部屋づくり
老犬が快適に過ごすには、生活環境の整備も欠かせません。
例えば、
- 滑りやすい床にカーペットを敷く
- 階段や段差にスロープを設置する
- 室温調整のため、夏は冷房・冬は暖房を活用する
- 柔らかく暖かい素材の寝床を用意し、出入りしやすい高さにする
などの工夫が必要です。
【まとめ】
老犬のケアには、食事・運動・健康診断・環境の整備が欠かせません。
年齢に応じた対応を心がけることで、愛犬の健康と快適な生活をサポートできます。
いざという時に慌てないためにも、犬の老化に関する知識を身につけ、
早めの準備と対策を意識していきましょう。