犬の免疫力が下がる原因と症状、自宅でできるケアと予防策を獣医が解説

愛犬がいつも元気で健康に過ごしてくれることは、飼い主さんにとって一番の願いでしょう。しかし、私たち人間と同じように、犬にも「免疫力」があり、その免疫力が低下すると、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。

「免疫力」とは、病原菌やウイルス、がん細胞などから体を守り、病気に対する抵抗力を維持する大切な働きのこと。生まれつき体に備わっている自然免疫と、感染やワクチン接種によって後から獲得される獲得免疫の2種類があります。

この記事では、獣医師監修のもと、犬の免疫力が下がる具体的な原因やサインとなる症状、そして免疫力を高めるために飼い主さんができる自宅でのケアや予防策について詳しく解説します。愛犬の健康維持のために、ぜひ最後までお読みください。

目次

この記事でわかること

  • 犬の免疫力が下がる主な原因
  • 免疫力低下で現れる具体的な症状とサイン
  • 自宅でできる免疫力アップのための食事・生活ケア
  • 免疫力低下を防ぐための予防策
  • 動物病院を受診すべき症状の目安

 

犬の免疫力とは?なぜ大切なの?

 

犬にとって免疫力は、健康な体を維持するために非常に重要な役割を担っています。具体的には、以下のような働きがあります。

  • 体内に侵入する細菌やウイルスなどの病原体を排除する
  • 感染症の発症を防ぐ、あるいは重症化を抑える
  • 体内で発生する異常な細胞(がん細胞など)を監視し、排除する
  • アレルギー反応を適切に制御する

免疫力が正常に機能していれば、多少の病原体に触れてもすぐに病気になることはありません。しかし、免疫力が低下すると、これらの防御機能が弱まり、様々な病気にかかりやすくなってしまうのです。

 

犬の免疫力が下がる主な原因

 

犬の免疫力は、様々な要因によって低下することがあります。ここでは、免疫力低下の主な原因と、それぞれの具体的な内容について解説します。

 

1.ストレス

人間と同様に、犬もストレスを感じると免疫力が低下します。ストレスが慢性的に続くと、体内でコルチゾールというストレスホルモンが過剰に分泌され、免疫細胞の働きを抑制してしまうためです。

【具体的なストレスの原因】

  • 環境の変化:引っ越し、新しいペットや家族が増える、飼い主さんのライフスタイルの変化(在宅勤務から出勤へなど)
  • 孤独感:長時間のお留守番、飼い主さんとのコミュニケーション不足
  • 運動不足:散歩の時間が短い、遊びの機会が少ない
  • 過度な興奮や緊張:来客が多い、雷や花火の音、慣れない場所への外出
  • 身体的な不快感:痛み、かゆみ、病気による不調

ストレスがたまると、破壊行動(家具やクッションを壊すなど)や、食欲不振、下痢・嘔吐、過剰なグルーミング、性格の変化(攻撃的になる、臆病になるなど)といった行動面や体調の変化として現れることもあります。愛犬の様子をよく観察し、ストレスの原因を取り除いてあげることが大切です。

 

2.不規則な生活・睡眠不足

十分な睡眠は、犬の免疫力を維持するために不可欠です。犬は1日の大半を寝て過ごしますが、これは単に休んでいるだけでなく、睡眠中に体の修復や免疫機能の調整が行われているためです。

【不規則な生活・睡眠不足の原因と影響】

  • 騒がしい環境:家族の生活音、屋外の騒音などで熟睡できない
  • 運動不足:体が疲れていないため、夜にぐっすり眠れない
  • 生活リズムの乱れ:毎日同じ時間に寝起きしない、食事時間が不規則
  • 影響:疲労が蓄積し、免疫細胞の生成や活動が滞り、感染症にかかりやすくなる

犬が安心してぐっすり眠れる静かで快適な環境を整え、毎日決まった時間に食事や散歩をするなど、規則正しい生活リズムを心がけましょう。

 

3.不衛生な生活環境

犬が生活する環境が不衛生だと、細菌やウイルス、カビなどが繁殖しやすくなり、常に病原体に晒される状態になります。これにより、犬の体に過度な負担がかかり、免疫システムが常に働き続けることで疲弊し、結果として免疫力が低下します。

【不衛生な環境の具体例とリスク】

  • ケージや寝床の汚れ:細菌やダニが繁殖し、皮膚炎や呼吸器疾患の原因となる
  • 食器の汚れ:雑菌が繁殖し、消化器系の病気を引き起こす可能性がある
  • トイレの清掃不足:アンモニア臭が充満し、呼吸器に悪影響を与えたり、不快感によるストレスになったりする
  • 散歩後の足裏や体の汚れ:外部からの病原体を家の中に持ち込み、感染リスクを高める

愛犬の生活スペースは、こまめに掃除・消毒し、清潔な状態を保つことが非常に重要です。特に食器や寝具は、定期的に洗浄・乾燥させましょう。

 

4.栄養バランスの偏り・栄養不足

免疫細胞は、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど様々な栄養素を材料として作られています。そのため、栄養価の低い食事や、栄養素のバランスが偏った食事を続けていると、免疫細胞を十分に生成できず、免疫力が低下してしまいます。

【栄養に関する注意点】

  • 質の悪いドッグフード:添加物が多く、必要な栄養素が不足しているフード
  • 手作り食の偏り:特定の栄養素に偏り、全体的なバランスが悪い手作り食
  • 特定の栄養素の不足:特にタンパク質、ビタミンA・C・E、亜鉛などの不足は免疫機能に大きく影響する

愛犬には、総合栄養食として認められている質の高いドッグフードを与えるようにしましょう。手作り食を与える場合は、獣医師や動物栄養学の専門家と相談し、栄養バランスが偏らないように注意が必要です。

 

5.加齢

犬も年齢を重ねると、免疫機能が徐々に低下していきます。これは「免疫老化」と呼ばれ、免疫細胞の数や機能が低下したり、免疫反応が遅くなったりするためです。

【加齢による免疫力低下の特徴】

  • 感染症(細菌、ウイルス)にかかりやすくなる
  • がんの発症リスクが高まる
  • ワクチン接種による免疫の獲得が弱まることがある

シニア犬になったら、定期的な健康チェックはもちろん、栄養バランスの取れた食事や適度な運動、ストレスの少ない生活を心がけることで、免疫力の維持に努めることが大切です。

 

6.病気や治療の影響

特定の病気にかかっている場合や、病気の治療薬の副作用によっても免疫力が低下することがあります。

【具体例】

  • 免疫抑制剤:アレルギーや自己免疫疾患の治療で使われるステロイド剤などは、免疫力を意図的に抑制することで症状を緩和しますが、その分、感染症にかかりやすくなります。
  • がん、感染症:これらの病気自体が犬の体力や免疫システムに大きな負担をかけ、免疫力を低下させます。
  • 栄養不良:病気によって食欲不振や消化吸収不良が起こると、栄養不足から免疫力が低下します。
  • 外科手術:手術後の回復期は、体に負担がかかり一時的に免疫力が低下しやすい傾向があります。

持病がある犬や治療中の犬は、獣医師と密に連携を取り、免疫力低下のリスクについて理解し、適切なケアを行うことが重要です。

 

免疫力が下がるとどうなる?具体的な症状とサイン

 

犬の免疫力が低下すると、様々な症状やサインとして現れることがあります。日頃から愛犬の様子をよく観察し、異変に早期に気づくことが大切です。

 

1.病気にかかりやすくなる・治りにくい

免疫力が低下すると、体を守る力が弱まるため、通常なら感染しないような病原体にも感染しやすくなったり、一度かかった病気がなかなか治りにくくなったりします。

【具体的な症状の例】

  • 皮膚炎:湿疹、脱毛、フケ、かゆみ、膿皮症(細菌感染)の繰り返し
  • 消化器疾患:慢性的な下痢や嘔吐、食欲不振
  • 呼吸器疾患:咳、くしゃみ、鼻水、肺炎(特に子犬や高齢犬)
  • 眼の異常:結膜炎、角膜炎
  • 口内炎、歯肉炎:口臭、歯茎の腫れ、出血
  • 感染症:ウイルス感染症(パルボウイルス、ジステンパーなど)、細菌感染症、真菌感染症にかかりやすくなる
  • 外耳炎:耳の臭い、赤み、かゆみ、しきりに耳をかく
  • がんの発症リスク増加:免疫システムががん細胞を排除しきれなくなる

これらの症状が繰り返し現れたり、長引いたりする場合は、免疫力低下のサインかもしれません。

 

2.アレルギー症状の悪化

免疫システムは、本来無害なもの(花粉、ハウスダスト、特定の食物など)に対して過剰に反応してしまうと、アレルギー症状を引き起こします。免疫バランスが崩れると、このアレルギー反応がより強く出やすくなったり、アレルギー性疾患を発症しやすくなったりします。

【具体的な症状の例】

  • 皮膚の激しいかゆみ、赤み、湿疹
  • 目をこする、涙が出る
  • くしゃみ、鼻水
  • 下痢、嘔吐

すでにアレルギーを持っている犬の場合、免疫力低下によって症状がさらに悪化することがあります。

 

3.その他、元気や食欲の低下

免疫力低下は、目に見える病気だけでなく、全体的な体調不良として現れることもあります。

【具体的な症状の例】

  • 元気がない、活発さがなくなる:散歩を嫌がる、遊びに興味を示さない
  • 食欲不振、体重減少:食事を残す、食べムラがある
  • 被毛のツヤがなくなる、パサつく:毛並みが悪くなる
  • 目の輝きがなくなる、充血している

これらのサインに気づいたら、単なる疲れや気まぐれと思わずに、愛犬の健康状態に注意を払いましょう。

 

犬の免疫力を高めるための自宅ケアと予防策

 

愛犬の免疫力を維持し、病気になりにくい体を作るためには、日々の生活習慣が非常に重要です。ここでは、自宅でできる具体的なケアと予防策をご紹介します。

 

1.質の高い食事と栄養バランス

免疫力を高めるためには、良質なタンパク質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取できる食事が基本です。

【食事のポイント】

  • 総合栄養食を選ぶ:AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)などの基準を満たした「総合栄養食」と表示されているドッグフードを選びましょう。
  • 高タンパク質:筋肉や免疫細胞の材料となる良質な動物性タンパク質(肉、魚など)が含まれているか確認しましょう。
  • ビタミン・ミネラル:免疫機能をサポートするビタミンA、C、E、D、B群、亜鉛、セレンなどが含まれているか確認しましょう。
    • ビタミンC・E:抗酸化作用があり、免疫細胞を活性化させます。
    • 亜鉛:免疫細胞の成熟や機能に不可欠なミネラルです。
  • 食物繊維:腸内環境を整え、免疫細胞の約7割が存在する腸の健康を保ちます。
  • プロバイオティクス・プレバイオティクス:腸内細菌のバランスを整え、免疫力向上に役立ちます。ヨーグルト(乳糖不耐症に注意)、発酵食品、サプリメントなどを検討しても良いでしょう。
  • 新鮮な水:常に新鮮で清潔な水を十分に飲めるように準備しましょう。

手作り食の場合は、栄養バランスが偏らないように注意が必要です。不安な場合は、獣医師や動物栄養士に相談してレシピを作成してもらいましょう。

 

2.適切な運動とストレス解消

適度な運動は、血行を促進し、ストレスを解消するだけでなく、免疫細胞の活性化にもつながります。

【運動とストレス解消のポイント】

  • 毎日の散歩:犬種や年齢、体力に合わせて、毎日適切な時間と距離を散歩させましょう。単なる排泄のためだけでなく、五感を刺激し、社会性を育む機会にもなります。
  • 遊び:おもちゃを使った遊び、ドッグランでの自由運動など、愛犬が楽しめる遊びを取り入れましょう。
  • 適度な刺激:新しい場所への散歩、知育玩具、しつけトレーニングなどで適度な脳への刺激を与え、飽きさせない工夫も大切です。
  • 休息:遊びや運動の後は、しっかりと休息できる時間と場所を与えましょう。
  • 飼い主さんとの交流:スキンシップ、優しい声かけ、マッサージなど、愛犬とのコミュニケーションを十分に取ることで、ストレスを軽減できます。

過度な運動はかえって体に負担をかけ、ストレスになることもあるため、愛犬の様子を見ながら調整してください。

 

3.清潔な生活環境の維持

生活環境を清潔に保つことは、病原体への接触を減らし、免疫システムへの負担を軽減するために非常に重要です。

 

【環境整備のポイント】

  • 定期的な掃除:ケージ、寝床、食器、おもちゃなどをこまめに掃除・消毒しましょう。
  • 換気:部屋の換気を定期的に行い、空気を入れ替えましょう。
  • 適切な温度・湿度:犬が快適に過ごせる室温(夏場は25℃前後、冬場は20℃前後が目安)と湿度を保ちましょう。特に夏場の熱中症、冬場の乾燥には注意が必要です。
  • ノミ・マダニ対策:定期的な駆除薬の投与や、散歩後のブラッシングで、外部寄生虫の侵入を防ぎましょう。

清潔な環境は、愛犬の心身の健康を保つ土台となります。

 

4.十分な睡眠と休息

犬が心身ともに回復し、免疫力を維持するためには、質の良い睡眠が不可欠です。

【睡眠・休息のポイント】

  • 静かで安心できる寝床:家族の出入りが少なく、落ち着いて眠れる場所に、体が休まる寝具を用意してあげましょう。
  • 規則正しい生活:毎日同じ時間に寝起きし、食事や散歩の時間を決めることで、体内時計が整い、質の良い睡眠につながります。
  • 夜間の静寂:夜間は電気を消し、静かな環境を保ち、熟睡できる時間を確保しましょう。

特に子犬や高齢犬は、より多くの睡眠時間が必要になります。

 

5.定期的な健康チェックと予防医療

早期発見・早期治療は、病気が重症化する前に対応し、免疫力への負担を最小限に抑える上で非常に重要です。

【健康管理のポイント】

  • 動物病院での定期健診:年に1~2回は動物病院で健康チェックを受け、潜在的な病気がないか確認しましょう。特にシニア犬は半年に1回が推奨されます。
  • ワクチン接種:混合ワクチンや狂犬病ワクチンを適切に接種し、感染症から体を守りましょう。
  • ノミ・マダニ・フィラリア予防:定期的な予防薬の投与は、これらの寄生虫が引き起こす病気から愛犬を守るだけでなく、免疫システムへの負担を軽減します。
  • 体重管理:肥満は様々な病気のリスクを高め、免疫力にも悪影響を及ぼします。適切な体重を維持しましょう。
  • デンタルケア:歯周病は全身の健康に影響を与え、免疫力低下の原因となることがあります。日頃からの歯磨き習慣や定期的な歯科検診が重要です。

日頃から愛犬の体調や行動の変化に気を配り、少しでも気になることがあれば、早めに獣医師に相談するようにしましょう。

 

こんな症状が出たら動物病院へ!

 

以下のような症状が見られた場合は、単なる体調不良ではなく、免疫力の低下による病気が進行している可能性も考えられます。自己判断せずに、すぐに動物病院を受診しましょう。

  • 下痢や嘔吐が24時間以上続く、または頻繁に繰り返す
  • 食欲が全くない、または数日間にわたって食欲不振が続く
  • 呼吸が苦しそう、咳が止まらない、異常な鼻水が出る
  • 皮膚のただれ、ひどいかゆみ、脱毛が広範囲に及ぶ
  • 元気がない、ぐったりしている、呼びかけに反応が鈍い
  • 発熱している(犬の平熱は38.0〜39.0℃が目安)
  • 目やにが多い、目が充血している、目を気にしている
  • 歩き方がおかしい、足を引きずる、体を痛がる様子がある
  • 排尿・排便の様子に変化がある(頻尿、血尿、便秘、下痢など)
  • 体にしこりや腫れが見つかった

 

特に子犬や高齢犬は、免疫力が未熟または低下しているため、症状の進行が早く重症化しやすい傾向があります。異変に気づいたら迷わず獣医師に相談し、適切な診断と治療を受けましょう。

 

よくある質問(FAQ)

 

Q1: 犬の免疫力を高めるサプリメントは効果がありますか?

A: サプリメントの中には、乳酸菌やβ-グルカン、オメガ3脂肪酸など、免疫力維持に役立つとされる成分が含まれているものもあります。しかし、サプリメントはあくまで補助的なものであり、バランスの取れた食事や適切な生活習慣が最も重要です。また、犬の体質や状態によっては合わない場合もあるため、使用する際は必ず獣医師に相談してから与えるようにしてください。

 

Q2: 免疫力が下がると、どんな病気になりやすいですか?

A: 免疫力が下がると、皮膚炎(膿皮症など)、外耳炎、膀胱炎、消化器疾患(下痢、嘔吐)、呼吸器疾患(肺炎、気管支炎)、口内炎、ウイルス感染症(ケンネルコフなど)、真菌感染症、そしてがんのリスクが高まると考えられています。特に子犬や高齢犬、持病のある犬は、これらの病気にかかりやすく、重症化しやすい傾向があります。

 

Q3: 手作り食で免疫力を高めることはできますか?

A: はい、適切に栄養バランスが考慮された手作り食は、免疫力を高める助けになります。新鮮な食材を使用し、高タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランス良く摂取できるよう工夫しましょう。ただし、特定の栄養素が不足したり過剰になったりすると、かえって体調を崩す原因にもなります。自己流ではなく、必ず獣医師や動物栄養士に相談してレシピを作成してもらうことを強くお勧めします。

 

Q4: 犬にストレスを与えないためにはどうすればいいですか?

A: ストレスを軽減するためには、まず愛犬が安心できる環境を整えることが大切です。具体的には、静かで落ち着ける場所を提供し、毎日決まった時間に食事や散歩を行い、規則正しい生活リズムを保ちましょう。また、適切な運動量と質の良い遊び、飼い主さんとの十分なスキンシップやコミュニケーションも重要です。雷や花火の音など、犬が苦手なものに対しては、事前に慣らしたり、安心できる場所を提供したりするなどの対策も有効です。

 

Q5: 寒い季節になると犬の免疫力は下がりますか?

A: 寒い季節は、犬の体温調節機能に負担がかかりやすく、運動量が減ったり、乾燥によって皮膚や粘膜のバリア機能が低下したりすることで、免疫力が下がりやすくなる可能性があります。特に子犬や高齢犬、小型犬、被毛が短い犬種は寒さに弱いため、適切な防寒対策を行い、暖かい環境を整えてあげることが重要です。暖房や加湿器を適切に利用し、快適な室温と湿度を保ちましょう。

 

まとめ

 

犬の免疫力は、愛犬が健康で長生きするために欠かせない大切な力です。ストレス、不規則な生活、不衛生な環境、栄養の偏り、加齢、そして病気などが原因で免疫力は低下し、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。

愛犬の免疫力を高め、病気を予防するためには、日々の生活習慣の見直しが何よりも重要です。質の高い食事、適度な運動とストレス解消、清潔な生活環境の維持、十分な睡眠、そして定期的な健康チェックと予防医療を心がけましょう。

もし、愛犬に元気がない、食欲がない、皮膚トラブルが治らないなど、免疫力低下が疑われる症状が見られた場合は、迷わず動物病院を受診し、獣医師に相談してください。早期発見・早期治療が、愛犬の健康を守る鍵となります。

 

 

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