こんにちは島田です。あなたの愛犬は普段どのぐらいお留守番をしていますか?
犬の年齢や体調、ご家庭の環境によってお留守番の時間はさまざまかと思います。
しかし、
「毎日こんなにお留守番させて大丈夫?」
「そろそろお留守番を増やしたいな・・・」
と気になっていませんか?
そこで、今回は愛犬に安心してお留守番をしてもらえる時間の長さや、安全にお留守番をしてもらうためのポイントをお話したいと思います。
犬のお留守番は何時間までできる?
犬がお留守番できる時間は、トレーニング状況や年齢(子犬・老犬)などによって異なります。
■ 成犬のお留守番目安は約10時間
お留守番に慣れている健康な成犬なら、最長8~12時間程度のお留守番が可能とされています。限界時間の中ほどを取って、10時間程度を目安にしましょう。
ただし、トレーニング不足や体調不良の場合は、もっと短い時間に調整してください。
子犬のお留守番
低月齢の子犬はトイレトレーニングが完了していないため、お留守番はなるべく避けるべきです。食糞やトイレ失敗の原因になります。
どうしても留守番が必要な場合は、排泄のタイミング(3~5時間おき)を避けてください。生後6ヶ月頃までの子犬は1日3回以上の食事が必要なため、留守番は3~5時間以内に留めましょう。
老犬のお留守番
高齢の犬は排泄間隔が短くなり、身体の不自由さも出てきます。また、精神的依存が強くなるため、留守番時間は短く、安全を最優先に環境を整えましょう。
犬のお留守番は環境と安全対策が重要
■ ケージの使用
誤飲・誤食や電源コードをかむ事故を防ぐため、お留守番中はケージ利用がおすすめです。難しい場合は危険物を片づけ、コンセントを外してください。
■ 温度管理
犬が快適とされる室温は22~24度、湿度50~60%程度。冷暖房を使って1年中適温に調整しましょう。ただし、犬種や個体差に合わせて調整してください。
■ 食事・給水の用意
倒れにくい器にたっぷりの水を用意しましょう。ケージ取り付け型給水器や自動給餌機を活用すると安心です。
■ おもちゃの準備
ひとり遊び用の留守番専用おもちゃを用意すると退屈せずに過ごせます。噛み切れず小部品がない安全なものを選びましょう。
まとめ
犬のお留守番目安は、慣れた健康な成犬であれば約10時間ですが、年齢や体調により短時間が望ましい場合もあります。愛犬の状態を見ながら時間を調整し、安全な環境を整えて安心してお留守番させましょう。